昨年の秋 縁が有り鎌倉市内の丘陵地にある難民センターに私どもが参加しているNPO団体で訪問することに成りました。
世界各地よりいろいろの事情で日本へ亡命されてきた方々と直にお話する機会があり改めて世界の複雑な政治事情に大変驚きました。
予定されていた時間も過ぎたので帰る間際に庭の方を散策してみると広葉樹による大木の森林で山肌が植栽され見事な自然環境に思わずこの地で「和蜂養蜂」が出来ないものかと幹事の方に相談したところ早速に地主（施設所有団体）さんに事情を説明し養蜂箱設置の希望を伝えたところ快諾を得る事が叶いました。
年が改まって春分の日を目標に空の巣箱を４箇所に置かせてもらうことに成りました。その間に難民の方々や事務局の方々と数回の勉強会を重ねてきましたが実際の巣箱を目の当たりにして皆さん緊張した面持ちでしたが とっても積極的に行動して頂いたので内心安心いたしておりました。
その後、鎌倉難民センターの養蜂担当者の方からタイムリーに巣箱の状態を動画で送信して頂いたので探索蜂の行動や分蜂群の入居など詳細に様子が把握でき設置した１箱に見事入居したときは思わず鎌倉の方たちと中延のメンバーたちで万歳をしました。
６月末には巣箱の中の蜜が入った巣板が大きく成長し底板に抵触するまでに伸びたので差し箱１段挿入してきました。今秋の新蜜搾りを皆さんが大変楽しみにされているのでこれからも最新の注意をしながらその日を楽しみにしています。